接客業経験者なら共感できる「あるある」を紹介

職業柄、店員に優しく接するようになる

接客業として働いた経験がある方は、よその店であっても店員の苦労が嫌というほど分かったり、ミスをした時も優しく話しかけてくれるお客さんの存在がとてもありがたいですよね。
このような職業柄、自分自身が客の立場に立った場合「こうしてあげると店員さんも安心して仕事ができるな」という部分が理解できるため、店員に優しく接することができます。
売り場の分からない商品を店員に尋ねる時は、言葉遣いを丁寧に笑顔で話しかける、店員が分からなくても文句を言わず真摯に対応するなど、相手の気持ちを考えた行動が取れるようになります。

職場外で商品の陳列を直してしまいがち

品出しや陳列の仕事をしている方は、他所のお店で買い物をしている時に、どうしても商品の陳列の乱れが気になってしまいます。
例えば、並んでいる商品が手に取られて残った商品が奥に引っ込んでいる状態を見てしまうと、ついつい商品を前面に出す「前出し」という作業をやりたくなったことが陳列作業経験者はあるのではないでしょうか?他所のお店であっても乱れているところを見てしまったら、客が商品を手に取りやすい売り場を作るためについつい手を伸ばしたくなる、職業柄おかしくはない感覚ですね。

マナーの悪い客はよくないと感じる

客の中には、マナーが悪い人もたまにいます。
陳列されている商品を雑に触って吟味する、レジ台に商品やカゴを投げるように強く置く、機嫌が悪いのか単なる憂さ晴らしなのか店員に強く当たるなどといった行為に及ぶ客です。
自分が働いている時にこうした客と相対すると対応に困ってしまいますよね。
注意して逆上されたらどうしようなど、色々と考えてしまいます。

だからこそ、このような面倒な客に自分がなってはいけないと強く思うようになるのです。
こう思うことで、前述したような店員に優しく接することができるようにもなってきます。
マナーの悪い客を反面教師に、店員に接する優しさを学べます。

マルチタスクをそつなくこなすスキルが身に付く

接客業で働いていると、多少のマルチタスクならそつなくこなせるスキルが身に付きます。
例えばスーパーマーケットの陳列係として働いている場合、さまざまな作業が待っています。
いかに素早く丁寧に商品を陳列できるかを考えて行動する、その中でお客さんに商品の在処を尋ねられたら案内する、店舗によってはレジ混雑時は応援に駆けつけるなど、忙しい時はとことん忙しい業務内容です。

こうした仕事を日々こなしていると、自然と複数の作業を同時にこなすマルチタスクの能力が身に付きます。
同時に作業をこなす中でも優先順位を立てて、もっとも効率的な動きをとれるようになるでしょう。