生徒の学習支援を行う「チューター」
チューターのバイト内容
大学生は長期休暇などのまとまった時間で出来るバイトを探すことが多いかもしれませんが、こうした期間に一時的に、また長期でもできるバイトとしておすすめなのが「チューター」です。
皆さんが通っていた学校や学習塾に、受験などの進路相談や、さまざまなプライベートの相談に乗ってくれる人はいませんでしたか?
実は彼らはボランティアで行っている訳ではなく、チューターとして勤務している場合が多いのです。
チューターの仕事内容は、主に勉強方法をアドバイスしたり、受験や進路に関する悩みの相談に乗ることがメインになります。
受験期や進路を本格的に考える時期などは、自分一人で考えるには頭がいっぱいな時もありましたよね。
そうした時に、チューターの存在がとても心強いものになります。
塾講師などと違って直接的に授業を行って勉強を教えることはなく、勉強については質問されたら回答してあげるような形になり、あくまで生徒対応の一環として実施されます。
また、生徒の対応だけではなく、授業の出欠確認や授業で使う資料の印刷など運営に関わる支援業務もあわせて行います。
生徒対応に事務対応、こなすべき業務が意外に多いのもチューターの特徴です。
チューターのバイトをはじめてよかったこと
チューターのバイトをはじめてよかったことは、学業との両立が取りやすい点だという声は多いです。
学習塾のチューターの場合、基本的には生徒が集まる時間帯、つまり平日休日問わず夕方から夜にかけてがメインの仕事時間になります。
そのため、日中は大学に通って夕方からバイトに入るといった生活を問題なく行えるため、学業との両立が図れるというわけです。
生徒の受験や進路に大きく関わることに対しては責任感もありますが、その分生徒が希望を叶えられたときは自分自身も少なからず貢献できたのだという達成感を味わうことができます。
そしてチューターは一人だけではなく複数人採用する所もあるため、同年代の仲間ができて人脈が広がりやすいのも大きな魅力です。
仕事において困ったことがあっても気軽に意見交換ができる、働きやすい環境といえるでしょう。
チューターの報酬相場
チューターバイトは時給制をとっている所が多く、相場は1000円前後とされています。
塾講師に比べると勉強を教えることが少なく、また採用難易度も低めであることから時給は低めの設定になることが多いようです。
しかし、繁忙期や受験間近の時期には生徒の面倒を見ることも多くなるため、一時的に時給を上げてくれる職場もあります。
塾講師のように学力を強く求められるわけでもなく、人と接することが好きであれば務まる仕事内容であるため、大学生のバイト先としてチューターはおすすめです。