キレイな空間で仕事ができるクリーンルーム
クリーンルームでの作業は何をする?
工場などの施設での製造系業務の求人を見ていると、クリーンルームでの作業について書かれている募集文を見かけることはありませんか。
このクリーンルームとは文字通り清潔な部屋のことであり、空気中の埃などの浮遊粒子を取り払って、空気を一定レベルまで清浄化したものになります。
このクリーンルームでは、異物が混入してはならない繊細のものを取り扱うことが多いです。
クリーンルームは大きく分けて、インダストリアルクリーンルーム(ICR)とバイオロジカルクリーンルーム(BCR)の2種類に分けられます。
インダストリアルクリーンルームは半導体や精密機器など、電子機器を取り扱う施設に設置されています。
バイオロジカルクリーンルームは、医薬品や化粧品の開発や食品加工など、衛生面で感染防止等に注意しなければならないものの製造時に用いられる部屋になります。
クリーンルームが汚染されてしまう原因は、人の毛髪や汗が大きいとされています。
そのためクリーンルームに入るためには専用の作業着や防護服の着用が義務つけられている場合が多く、作業員は室内での行動に細心の注意を払わなければなりません。
クリーンルームで働く場合は、この原則を遵守することを心がけておきましょう。
清潔な環境を維持するため、汗をかくような重労働で体をたくさん動かす業務もほとんどないため、体力に自信がない方でも可能な仕事です。
クリーンルームで作業できるメリット
クリーンルームでは、空気中の汚れを許さないとても厳粛な作業が求められます。
精密機器から医薬費品、食品加工に至るまで、普段の場所では決して行えないような作業を経験できることがとても貴重です。
また、医薬品や精密機器の製造などは、人命に関わる製品の場合もあります。
クリーンルームでの仕事を通して人の命を支えられていることは、とても社会貢献度の高い活動であると、自身の仕事にやりがいも感じられます。
こうした仕事は新規の機器開発や薬品開発、研究などに携われるため、最新技術に触れられることもクリーンルームで働ける大きなメリットではないでしょうか。
クリーンルームの軽作業の報酬はどれくらい?
クリーンルームでの軽作業は、行動に細心の注意を払う必要があります。
防護服を着たり行動マニュアルを遵守したり、さまざまな規制はありますが、その分時給も高い傾向にあります。
クリーンルームでの機器製造や装置の組み立てでは時給約1500円、製品の梱包作業だけでも時給は約1200円と、他の軽作業と比べても高い時給を誇ります。
最新技術に触れられてやりがいも感じられるクリーンルームでの仕事に興味がある方は、ぜひ求人を探して応募してみてください。