塾講師

夏休み期間中は特別講座などで需要が高まる!塾講師

塾講師は大変だけれどやりがいのある仕事

塾講師は大学生に人気のある仕事の一つです。
生徒を担当し授業をするのですが、塾によって担当する生徒は小学生から高校生と幅がありますし、指導形態も集団授業と個別授業とあります。
そのため、塾選びは自分に合っているタイプの塾を選ぶことが望ましいです。

近くに偏差値の高い大学がある塾の場合、講師のレベルも高くなる傾向があります。
さらに、偏差値の高い学校の学生が集中している住宅地も、レベルが高くなりがちです。
有名大学の塾講師だと生徒が集まりやすいため、塾の立地によっては採用の難易度が異なります。
事前に周辺の学生がどこに住んでいるか確認してから、塾講師に応募するといいでしょう。
参考@慶應義塾大学(日吉キャンパス)生のための学生マンション|学生マンションドットコム

また小学生を教える方が簡単と思っている人も多いですが、決してそうとは言い切れません。
まだまだ落ち着いて座れない子も多いですし、授業を受ける姿勢が身についていない子も多いので、小学生の授業の場合にはただ授業をするだけでなく注意をすることも必要です。
中学生や高校生は教える勉強内容は難しくなることもありますが、その分勉強の姿勢が身についているので授業態度や宿題をやらないことなどへの注意をする必要はほとんどありません。

また、小学生はまだまだ言葉も知らないですし、わからないことも多いです。
知らないことを教えるということは難しく、そういった点では中高生の方が説明が楽に感じることもあります。
そこで、自分の指導力や子供たちへの対応力という点でも向いている学年や指導形態は変わってくるのです。

期間限定での仕事が可能な場所もある

ノート
塾講師は通年を通して指導をすることが一般的です。
そのため毎週決まった日に授業をするという形で担当することも多いですが、塾によっては長期休暇のみバイトをするということもできます。

また、普段は週に1日しか授業ができないという人でも、夏休みは時間があるということで多く授業を担当させてもらうということも可能です。
夏休みは普段以上に多くの子が塾に通いますし、授業の数も増えますから、休みの期間のみ授業を担当するというということもあります。

社会に出て役立つスキルが身につく

塾講師は授業をするだけでなく、連絡帳を書いたり保護者に電話をしたりという業務もあります。
授業によってはテキストの内容をわかりやすくまとめたプリントを作成することもあり、授業以外にもいろいろと業務が必要です。
大変ではありますが、これらの業務は社会に出て役立つものが沢山あります。

慣れるまでは保護者と話をするのはとても緊張しますし、うまく話せないこともあります。
しかし練習していくうちに正しく敬語が使えるようになったり伝えたいことをうまく伝えられるようになったり、これは社会に出てからのプレゼン能力にもとても影響するものです。

プリント作成もパソコンスキルが身につきますし、内容をまとめる力をつけることができます。
慣れるまでは大変ですが、慣れてくるとうまく装丁も整えられるようになり、うまく資料をまとめる力をつけることにも役立ちます。
集計表や特典表といったものを作るようになれば表計算のスキルを身につけることもでき、こういったものは事務経理でも役立てることのできるスキルです。

就活でも役立つ

大学受験で勉強して身につけた学力も使わなくなるとすぐに忘れてしまいます。
しかし、塾講師の仕事をしていると塾での指導をすることで大学受験の時に身につけた学力が落ちにくくなりますし、分野によってはさらに学力を上向かせることが可能です。

学力がつくことで、就活の際の採用試験の勉強にも役立てることができます。
特に公務員試験を受けるという人は塾講師の授業のために勉強していることでかなり有利です。

また、履歴書に経歴として塾講師をしていたことをかくと評価されることも多くあります。
塾での指導によって社会人になって役立つビジネススキルを身につけていたり、プレゼン能力を身につけていたりすると評価されるためです。
中には塾での指導経験を活かして社会人になる際、そのまま働いていた塾やほかの塾に就職するという人もいます。